アンデスの言い伝え「ハチドリのひとしずく、いま、私にできること」

森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました
でも クリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
ハチドリの一滴、いま私にできること、というアンデスに伝わるお話だそうです。日本で出版もされています。
世の中にはいろいろな考え方の人がいて、いろいろややり方があり、多様性があることが大切だと思っています。そしてその多様性を尊重することが、人々に求められているのが現在の社会でしょう。しかし、多様性とは皆が好きなように生きていい、ということではない。多様性をお互いが認め合うには、そのベースに皆が繋がる「心」がなくてはならない。
それは、「感謝」であり「愛」、そして「自分という人間が存在させてもらっていることに対する責任」。
クリキンディは、森に感謝し、自分が存在させてもらっていることの責任から、「私にできることをしている」。私は、クリキンディのようでありたいと思い、少しでも多くの人々が同じ「心」を感じてくれればと思う。



